4年次の最初科目は設備計画学である。
レポートの課題に取り組んでいる。
「自然換気」と「機械換気」
これは去年の建築環境工学の内容と重なっているのでそちらのテキスト(図解住居学5「住まいの県境」彰国社)に詳しい事が書かれている。だからそれほど難しい内容ではないと思われる。
この2つの換気方式の違いもテキストを読めば書かれているが、どちらかと言えばメカニカルな内容が多いようだ。もちろんそれもきちんと押さえておくべきだがその他に気付いたところもある。
①建築物の形状やデザインに与える影響
自然換気の場合には法的な問題で一定量の大きな開口が必要であったり、所定の能力を発揮させるには壁面圧力を考慮して開口位置を選ぶ必要がある事から建物全体の形状やデザインに与える影響は小さくないだろう。開口をデザインに取り入れている建物もあるほど。機械換気ではそれが少ないと考えられる。
②管理形態の問題
ビルでは施主が設備管理をどう運用するつもりであるのかは大きな問題だろう。用途が固定的で使用時間が限られている場合などでは設備を集中させて管理も一元化できるだろうが、用途も管理者もわからない賃貸スペースの多いビルであれば部屋毎の個別設備にするしか無いと考えられる。
③高層建築での自然換気
以前は超高層ビルでは風が強いために自然換気ができないと考えられてきた。しかし現在は省エネルギー、炭素排出量を考えてそれも見直されるようになってきているそうだ。
ブリーゼタワー 大阪西梅田
人と環境にやさしい超高層ビル -汐留タワー-
参考書
「空気調和換気設備 -建築設備3-」朝倉書店
「初めての建築法規」<建築のテキスト>編集委員会 学芸出版社
その他資料
ロスナイ技術資料 -MITSUBISHI(PDF)
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