2009/02/24

パネルコンセプトとスケッチ


スケッチの習作。
背景、遠景、中景、近景、人物に分けて描いたものに鉛筆描きを少し加えた。
膜関係は未だ入っていない。
まだ色調整していない。
手描き部分も完成ではない。

パネルのコンセプト。
左上の人物の描かれたスケッチ部分に上のスケッチが入る。

2009/02/21

概念模型 その2



2月8日にアップした概念模型の補足。街で何が起きているのかを説明する図。
良い天気の日が続かないようなので天気の良いうちに作成して撮影。

送料1690円

模型パネル



せんだいに提出するために大学から模型だけ返送していただいた。そうすると大学主催の卒研展の展示で模型が無いことになるから、代わりに模型写真のパネルを送る。(明日の2月22日)

2009/02/20

せんだいの運送料金請求書到着

せんだいへの模型等の運送料金の請求書が到着した。月曜日までに入金しなければならないと書かれていたが天気がわからないので本日付けで愛妻さんに入金に行ってもらった。ありがとう。本来ならば自分で行かなければならないのだが、顔面神経が回復するまで冷たい外気は避けるように医者から忠告されているため。

送料は一般の荷物より安く設定されているようで、250サイズで往復2万円。

2009/02/19

せんだいへ再始動

本日退院。ダメージを受けた神経はすぐに回復しないので入院時と状態は変わらないが少しづつ回復していくだろうと思われる。

さて、結局入院中に別のアイデアが出たわけではないので提出パネルの中身も状況は変わらず、思ったようにまずやってみる予定。

2009/02/12

SDL2009 作品登録

せんだいデザインリーグへの作品登録の内容

【タイトル】秩序と自由
【コンセプト】川崎には未だに親しまれる如何わしい店、小さな店、古い店は林立し放題だがそこには人間らしい自由がある。 このまま大型再開発へと移行するのでなく画一化されない自由を維持しながら発展し続ける秩序を提案する。

作品の発送は3月5日。
どうなるかわからないが今日締め切り(延長されていた)なので登録した。
提出パネルはこれまでの傾向とは全く違うものになる予定。

ではまた。

SDL2009 作品登録

せんだいデザインリーグへの作品登録の内容

【タイトル】秩序と自由
【コンセプト】川崎には未だに親しまれる如何わしい店、小さな店、古い店は林立し放題だがそこには人間らしい自由がある。 このまま大型再開発へと移行するのでなく画一化されない自由を維持しながら発展し続ける秩序を提案する。

作品の発送は3月5日。
どうなるかわからないが今日締め切り(延長されていた)なので登録した。

2009/02/11

少々、中断の恐れあり

昨日、朝から顔面右側に違和感があり、耳が少しガーンとしていると思った。

午後に実は左側の目が瞬きし難いと気付く。飴を舐めたら舌の左側の味覚が鈍いと感じられたため夜間診療に入って脳のCTとMRI検査をしてもらったが異常無し。顔面麻痺だろうとの事で耳鼻科に行けとの事だったので夜間に耳鼻科の診療が出来る病院に入る。

ベルマヒと言う原因の特定されない顔面麻痺で、5千~1万人に一人程度ある(つまり良くある...宝くじの1億円よりよりずっと確立が高い)症状だとの事。脳から耳のあたりの骨の中を通って出てくる顔の筋肉を制御する神経が血流の停滞やヘルペス属のウィルスによって起きた炎症で圧迫されることで出てくるものらしい。投薬(飲み薬か点滴)によってほとんど治り、放っておいても治る場合が多いと言う。

今のところ左側だけ瞬きし難い、口を動かし難い、額の皺が無い、味を感じ難い程度の症状で、その他は全く何とも無い。大事をとって近くの入院できる病院に明日から入院する予定。点滴が1回に5時間、1週間程度となるらしい。


”せんだい”への出荷は3月5日なので、どうにかなるだろうと思う。ダメならダメで、”JIA東海”もあるからやれるだけやってみるつもり。このブログも1週間程度更新できないかと思う。


ついでに言っておくと、点滴が長いために入院するだけで生死に関係あることでもなし、お見舞いには来られる方でも来ないで欲しい。だから病院名は書かないことにする。現在インフルエンザが流行しているため、病院で感染する可能性もあるから病院には近づかない方が賢明。

ではまた。

2009/02/09

学外の卒研展について思う

”せんだい”には出してみることにした。
大学と言う狭い世界で単位だけとって終わりではたいした事ないだろうと、愛妻さんが背中を押す。確かにそうかもしれない。これは自分のこと。

別の見方もあり。
勉強の目的もいろいろだと思うが、卒業は自分だけのことでもないような気もする。自分としてはあまりそう言う風には思わなかったけれど、卒業した後、出身大学がどうのって言われることもあるわけだから自分の今後がこれから卒業する人達に何らかの影響を及ぼすことも多少は有るかもしれない。(建築関係に就いた時だけか?)

そう思えば今は別に何と言うこともないわけだけれど、これから同じ大学を卒業する人たちのことも考えると学外の卒研展にできるだけ出すことにして、将来はそれが当たり前になるまでになると良いのだろうか。

2009/02/08

タイトル変更

タイトルを変更したい。


1.”工事中”と言う秩序
2.ずっと工事中の街
3.Under construction
(横文字にしただけ)

上のようなものだと見た目を説明するようなタイトルになるかと思うが他にどんな視点があるのだろう。

概念模型



昨日見てきた世界の建築スクール展でMITの学生がやっていたものを早速真似て使ってみた。

2009/02/07

世界の建築スクール展 MIT from BOSTON

普段、建築の本を見てもその思考の過程と言うのはなかなか見られないものだから、こう言う展示はたいへんありがたい。ただ、展示を見ただけでよくわかると言うようなものでもないが。

よく見てもわからないが、具体的な物、土地を抽象概念として把握して3次元の形にしていく過程を勉強しているらしい。我々が大学でやっている課題では建築計画的なプログラムを組んでそれに従ってやれば割と簡単に建築物らしきものでできて行く。それに近代、現代建築の例から引いた鼻薬を効かせてやると、らしい物ができる。らしい物ができてもやはりそれはらしいのだから、どこかの"タイプ"の一亜流になってしまうだけなのだけれども、MITではもっと根本の原理とか法則のようなところから抽出して最終的に形に持っていくと言うようなやり方のようだった。非常に現代的なのだろうと思う。逆に言えば我々の教科書のやり方は伝統的と言うか、歴史の勉強の範囲を出ていないのだろう。

こうして見ると未だ自分に足りていないところがよくわかるようでもある。

2009/02/06

頭の整理


軸になるものを明確にするために頭の中を整理。
これまでに書いたことを短くまとめたのみ。


<コンセプト>
根本にあるのは”自由”でした。
構造化したり組織化して高等な物体になったものの中での行動は、それはそれで有用ですが制限されてもいる。もっと下のレベルの人間の能力に焦点を当てた時にできる空間とか建築とか。

今ある街が出来たのも、そう言った細かい理由、つまり自由があったから。
それを自由と言って良いか不自由なのかに議論の余地はあるかも知れないが、実際に風俗営業はずっと続いているし如何わしい勧誘が行われていてもその道を多くの人が歩いている。建物も壊したり造ったりされて街が成り立っている。

美しくも素晴らしくもないけれど、バランスは保たれているらしい。
バランス->何らかの秩序。


<方法論>
1.個が集まって全体を造ると言う方法。
2.今までと同じやり方であること。(壊して全部替えるのではなく。)

<具体的には>
足場部材を組み立てる。
自在に変更できる。

SDL2009


せんだいデザインリーグ2009のSTEP1に登録しておいたので、エントリーに向けて考えている。
パネル(1枚のみ提出)をもっと分かり易くするべく作り直す。

参考(分かり易さの例)
セントラル硝子国際設計競技28回の作品

2009/02/05

卒研の成績到着

卒業研究の成績ハガキが到着した。
評価は「A」だった。

建築設計Ⅱ-2の成績到着

建築設計Ⅱ-2、前川國男邸の保存と活用の成績が到着した。
結果は「A」だった。

講評では、コンセプトとプレゼンテーションにオリジナリティはあるが、コンセプトと建築の間に距離があり過ぎるので飛躍する一歩前の段階で説明が必要だとの事。

この「説明」と言うのは言葉での説明で良かったのかそれとも図によるものにすべきか、ちょっと今は思い付かないが、確かに既存建築物と新規建築物の違いを明確にしようとした意図がそう見せてしまったのかと思う。今回は設計のカラーをモダニズムの再解釈としたために、絵で分かってもらえるだろうと不親切なプレゼンにしてしまった事もあるが、本当はそのあたりが表現力の弱さだろうし卒研でも悩んだ点であると反省せねばならない。

講評ではこのあたりを具体的に書いていただいている。
「ヴォリューム化とは近代化であり、前川自邸とはその間に揺れるコルビュジェ建築と日本的伊勢の軸組がコンセプトのヒエラルキーにトップに来た後で、構成の方法論に行くべきだが、プレゼンテーションでは逆になっている。」
(「ヴォリューム化」で始まっているのは提出した設計中で既存建築物からヴォリュームを取り出して評価した事に対して言われているため。)

全くその通り。軸組についてはこれも分かるだろうと思い目立たせるだけで説明を省いてしまったことに寄ると思われる。不親切であるし、ヴォリュームについての説明は図で入っていたから、「なぜそこから入るのか?」と思われるのは当然だったろう。やはり前川邸を評価するには順を追って軸組から入るべきだし、それをプレゼンではきちんと言うべきだった。

こう言うプレゼンにも、単に見た目をどうにかするだけでなく、きちんとした論理性を見せる必要があるのだと再認識、かつ反省させられものがあった。的を射た厳しい評価はたいへんありがたいものだ。

2009/02/04

卒研の今後

公募されている卒研展で出せる可能性のあるもの

1.せんだいデザインリーグ (エントリーは2月2日で締め切った)
A1パネルx1枚、A3ポートフォリオ、模型(1mx1m)

2.JIA東海:東海学生卒業設計コンクール2009
(東海を通過しないと全国大会へは行けない。)
http://www.jia-tokai.org/
リンクしたページの右端に募集要項あり。

3.てつそん
(建築だけではないらしい)
http://www.tetsuson.org/tetsuson.html

4.卒、
(よくわからないが、登録者だけで小規模らしい)
http://www.sotsuten.com/

5.団地再生協議会:第6回団地再生卒業設計賞
(団地再生に限られます。2/4現在HPは工事中。)
http://www.danchisaisei.org/index.html

2009/02/03

熱田神宮の屋根


先日、名古屋の熱田神宮を見てきた。
去年、前川邸のリノベーションを提出する前に伊勢神宮の造りを調べてみたが写真では平面的な感じに写るもので、そのニュアンスは実物でしかわからないものだとは思っていたが、この屋根を見てやはりそうだと感じた。

古い日本建築では鳥の羽根のように反りあがった屋根がカッコイイとされるのだけれど、この神宮の屋根は反対に下に垂れ下がって全体がカブトムシのように丸っこく見える。それがカッコ悪いかと言うと全くそんな感じではなくて、落ち着いて静かな空気を抱いているようで悪くない。