2008/04/29

建築法規のレポート完成

予定よりだいぶ長くかかってしまったが、レポートが完成した。
表に誤字が見つかったので明日の朝印刷し直して出そうと思う。

第1課題の木造建築における単体規定、第2課題の建築物の用途と規模に関する集団規定、どちらも関連法規を全て調べてその内容説明と目的などを書くと言うことで、両者合わせると建築基準法のほとんどを読んでまとめる必要があった。調べた法規(建築基準法、施行令、告示など)を全て表にしてどの参考書のそれよりも細かく記入した。(つもり)

それに加えて項目ごとの簡単な解説を文章に箇条書きにした。それだけで図表合わせて約20ページになってしまった。ほとんどを表にまとめるのでもっとずっと少なくなるかと思ったが、やはり表だけでは説明仕切れないものだ。


第1課題の単体規定
これはもう、端から法令集を読んでまとめただけである。ただ、ほとんどの施行令は建築基準法本体から引く事ができるが、一部にそれができないものが存在したため、施行令も端からチェックする羽目になった。

関係法令は山ほどあるが、ほぼ3つのカテゴリーにまとまられるようだ。
1.構造上の安全確保
2.災害時の被害拡大防止と安全確保
3.衛生の確保


第2課題の集団規定
これは「用途地域内の」となっているのでまず「その用途地域とは何ぞや?」から入らねばお話にならない。何せそこは素人、こう言う基礎的な事がまずわからない。下手に参考書を読んでしまうと簡単にその定義が述べられていてわかったつもりになってしまいそうになり、これは危険であった。

この課題の中身は以下の2つに大きく分けられるだろう。
1.用途制限
2.規模に関する規制

1.用途制限は用途地域の各12の地域ごとに分類しながら法令を参照すれば問題ないだろう。これも細かく表にしてまとめた。

2.規模に関する制限は、中身が細かく分かれるので調べるべき量はかなり多い。
 a.容積率
 b.平面計画上の規定
  b-1.建蔽率
  b-2.最低敷地面積
  b-3.外壁の後退
 c.高さの規定
  c-1.絶対高さ
  c-2.斜線制限
   c-2-1.道路斜線
   c-2-2.隣地斜線
   c-2-3.北側斜線
  c-3.日陰規制

上記は全て用途地域の種類毎に内容が分かれているので一覧表にはし易いが、項目が多いのでA4-1枚にまとめられるほど簡単ではなかった。
斜線制限は似たような手法を用いた規制であるが、その目的が全て違っているので注意。中には直接建築物の形状やボリュームを規制してはいないものもあるが、間接的には規制となるものも含んでいる。


こうして見直していると、まだ書き足りない部分が発見された。明日の朝、もう1枚ほど足すことになりそうだ。

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