2007/11/27

安藤ストリート探検



安藤ストリートを見てきた。

この建物群はなぜ長方形がずらされているかと言うと、敷地の形に裏側の線を合わせたからだとわかった。台形の土地に台形の建物を描かなず、長方形を組み合わせたと言うことである。


結果から言えば、鳥瞰図に見られるあの角度をずらした長方形は、地上から見ている時にはあまり気にならないものであった。地面に出来た三角形は鋭角で、そこにはちょっとした植栽があったりするだけだ。あそこが薄い長方形の植え込みでも特に変わらないような気がする。

一番ズレが大きく見えるのは写真のように上空である。しかしこれは道路を隔てた反対側から見たときに気付くのであって、その建物を使うために近づいた場合にはほとんどわからず、効果を上げているとは思えない。もちろん、住宅なので住んで中からどう感じるかは別だろう。今日は中に入れるところが一つもなかったのでこれは分からない。


同じことが表参道ヒルズの商業施設部分エントランスに言える。あの大きな切り欠きは上空から見ると大きなV字が見える。切り欠き部分のエッジでなくて、ボールドフォントのような厚みのあるV字が。

しかし、あの建物を歩いて見る場合、つまり使う立場で近寄っても見ることは出来ない。中に入ってその痕跡を確認しようとしても何も無い。


やはりナスカの地上絵なのである。

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