建築史のレポート、日本建築の課題ができた。
寝殿造についてはこの前調べておいたのだけれど、「ハレとケ」を説明しろと言われるとこれについて解説している本が見つからない。それで、イマイチ確信が持てなかった。
いろいろ調べてみたら住について考えるための基本図書に「日本中世住宅の研究(川上貢 中央公論美術出版)」と言う本があった。寝殿造は中世ではなくて古代に入るのだけれど、中性に入る前の「ハレとケ」の成立について少しだけ書かれてる。
これによれば「ハレとケ」で住宅を規定するようになったのは平安時代後期になってかららしい。なるほど、それならば寝殿造の成立と「ハレとケ」の成立はリアルタイムに関連していると言う事か。......
2 件のコメント:
ハレとケって、晴の日と褻の日っていう、あれですよね。
私、これ単体の文献は見つけられなかったので、結局Wikipediaと自宅内の辞書4つほどひっくり返して納得しました。
(といっても、辞書は大辞林でも2行程度しか出てなかったのであまり参考になりませんでした…)
確か、能の説明文か何かで、遠い昔に読んでたので、どうもそっち方面の用語ってイメージがあります。
ちなみにレポートは数奇屋造りとアルベルティで書きました。
まだ返ってきてないので評価が怖いです。(苦笑)
「晴と褻」は建築家の文章には時々出てきますね。でもちゃんとその出所まで説明している文章は少ないようですよ。
今回は寝殿造の成立と同時代だったから何となく書けました。とりあえず良かった。
私はルネサンスの方はパラディオに決めました。どちらにしても素人には難しい問題です。だって建築を見てどの様式かも分からないのだから。
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