2007/06/27

「伊東豊雄 建築 | 新しいリアル」 葉山でやってます

去年、東京オペラシティでやっていたものが今は葉山に来たようです。
9月2日までと長期間やっているようなので、どこかで時間を作れば行けそうだ。

神奈川近代美術館 葉山


この中の写真を見たらわかった。
銀座で見たあの穴だらけのMIKIMOTOのビルを作った人だったと。何とも目立つ変わった形なのである。建物と言うより彫刻、それも周りに銀座の景色が無かったらもっと小さくて、全高100mmと言われても納得しそうなスケール感の物。

しかし、ただ形が変なだけじゃ済まないかも知れないと思う、こんな経験がある。
あのMIKIMOTO Ginza2ビルを初めて見たときのこと。ずいぶんと思い切ったビルを建てたものだと思って見ていた。最近銀座にはいろいろな意匠のビルができていて、そのほとんどは古いビルの外観にガラスなどを貼り付けて新しく見せているだけのものが多い。

だからこのビルも外装に凝ったのだろうと思って眺めていたのだけれど、ふっと奇妙なことに気付いた。意匠だと思っていたその外壁の穴位置がランダムで、内部に垂直に立っているはずの柱が全く見えない事に。

あれ? どうしてなんだ?。

このビルは自動車とか昆虫のように外骨格なのか? 柱が立っていないと言う事は、どうしてもそう考えざるを得ない。ただの意匠のための壁と穴だと思っていたものが実は構造体かも知れない。

やってできないとは思いませんが、そんな事、わざわざやるものですか?


残念ながら、あれから未だその真相を確かめてはいないのですが、実際はどうなのだろう。
そのうちまた見にいって、今度は中身までちゃんと確かめて来よう。

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