映画『スケッチ・オブ・フランク・ゲーリー』が公開されています。東京ではBunkamuraで6月中(7月は未定)、その他地方では順次です。
建築家フランク・ゲーリー氏はスペイン、ビルバオのグッゲンハイム美術館、神戸のモニュメント、フィッシュダンスなどの作家だそうです。
私にはどんな建築家なのか全然予備知識がありませんでしたが、Wikipediaにある作品写真を見て、その形には驚きました。建築の形はこんなにも自由にして良いものなのか、と。「建築家の思い通り」にして良いものなのか、と言う意味での驚きです。
建築物を見て思う事の一つに、その建築に表れる1本の線は建築家の「傲慢」かそれとも「必然または必要」なのかと言うことです。建築が芸術であれば傲慢もあり得るものですが、建築と言うものにはそのオーナーもいれば使用者もいる、使用者でなくて外から見るだけの人もいます。建築に表れている1本の線は誰のためのものなのでしょう。
フランク・ゲーリー氏に頼むような方は氏の傲慢かもしれないその線を望んでいるわけですからそれで納得されるのでしょう。建築家を目指している多くの皆さんはこう言う人になりたいと思うのが普通なのでしょうか。
でも現実に建てられる建築物のほとんどは、氏のものとは正反対にかなりストイックなもののように見受けられます。つまり、フランク・ゲーリー氏のような建築家はごく一部なのでしょう。
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日本の建築家が全員フランク・ゲーリー、安藤、ル・コルビュジエ、黒川....のような人だったら日本は遊園地みたいに楽しい景観を持つのでしょうか。見てみたい。
試験が終わったら見に行こうかと思います。
フランク。ゲーリー -Wikipedia
2 件のコメント:
珍しく映画の話…!?と思ったら、ちゃんと建築がらみの話だったんですね。(笑)
Wikipedia見てみましたが、東京一面この手の建築物だったら私はやだなぁ…。
なんていうか、確かに面白いとは思うけれど、玩具箱の中身散らかったままの子供部屋みたくなりそう…(苦笑)
映画見るの好きなので、別のブログの方には沢山書いていますよ。最近はあまり見ていないけれど。
>玩具箱の中身散らかったままの子供部屋みたくなりそう…(苦笑)
そうですね、何だか怖いような気がしますけど、ゴミ箱倒して散らかしたよりはマシかな。
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