2007/05/23

建築計画学Ⅰのレポートが帰ってきた。

建築計画学Ⅰのレポートがたった今、帰ってきました。
評価は良かったようです。初めてのレポートに丁寧な講評でびっくりしました。

講評について
第1課題「スカイハウス」について
多くの参考文献を読んで書いたことを評価していただきました。その上で「メタボリズム」についてさらに追求してみると面白いでしょう、とのアドバイスまでいただいています。

第2課題「代官山ヒルサイドテラス」について
現地に行って写真を撮影してきた事が臨場感があって良いと評価いただきました。実際はここからそんなに遠くないのと、以前に見た記憶があるのに何も心に残っていなかった不思議さを自分で解明したかっただけなのですが。また、この建物を採り上げたきっかけが「東南アジアによくあるショップハウスとの類似」と言う点だったのですが、これをもっと掘り下げて比較したら面白くなったでしょうと指摘がありました。



けっこう思い切って自分なりに感じた事を中心に書いても大丈夫なものなのでしょうか。

第1課題の「スカイハウス」は文献をいくつか読んでみると、初見で感じる印象とは全く違って、かなり日本建築を研究した結果の産物であると事がわかりました。これはけっこう奥深い建築だと思います。建築家本人が書いた資料ばかりでなく、他人が分析して書いた文章の中にもこの建築を分析する上で参考になる記述が見つかりました。建築家自信が自覚せずに前提条件にしてしまっているものもあるのだと思います。
最初この写真を見たときには人工的な木の上の「ツリーハウス」かと思ったのですが、その清々しさが「日本家屋」から来ているとは以外でした。

第2課題は「集合住宅」について書かなければならなかったのですが、実際にヒルサイドテラスを見てもどこの資料を読んでも、さらに建築家本人の書いたものを読んでさへ「住宅」としての記述が全然ありませんでした。これには相当困りました。
そこで仕方なく住宅部分を外から見てどう見えるのか、そしてそれはどういった配慮なのかを考えて簡単に記述しました。(住宅部分の見え方を写真資料として添付し、ペンで外からの視線を矢印で書き加えました。)住宅の中身については何も触れていません。コンセプト上仕方ないと開き直ったようなものです。
初めてのレポートだった事もあって設問に応ずるような書き方をしてしまいましたが、自分がこの建築を選んだ動機をもっと重視して自由に書いても良かったのだなあ、と講評を読んで思いました。


今からなら6月の試験申込に間に合いそうです。

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