今日(5月22日)の朝日新聞朝刊の生活面の記事「わが家のミカタ」に戦後の公営住宅の標準間取り「51C」について書かれています。この間取りの考案に携わった鈴木成文(すずきしげふみ)氏の解説付き。
51Cの考案のための調査でわかった事。
・台所とふた間の家でも夫婦と子供が別の部屋に寝る事がある。
・食事と睡眠の部屋を別にする傾向がある。
そこで、
・台所を調理とともに食事ができる場所DKとして広めにとる。
・他の2部屋を壁で仕切って独立した寝室にできる。
その他の工夫
・玄関脇に物置。
・台所は南側。(主婦の在宅時間が長いため。)
・シャワー室とベランダをドア1枚で結ぶ。(子供の行水。)
福岡県の今川橋団地(1951年)の写真が掲載されています。
近く解体予定だそうです。
51C後の集合住宅
・L(リビング)ができる。(家電の普及で音楽などを楽しむ部屋が欲しい。個室が欲しい。)
->中に閉じこもるような住宅になっていった。外との接点の無い家。孤独死。
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