「A.在来工法」「B.伝統構法」「C.枠組壁構法」
1.歴史的起源
A.大正8年の「市街地建築物法」により始めて構造規制。
ひうち梁、すじかい、柱の太さ、仕口と継手、その他。
その後戦後の建築基準法により発展。
B.建築史参照
C.1970年代以降、アメリカより。
2.主要構造比較
A/Cはトラス構造の考え方。
B.ラーメン構造の考え方。
3.小屋組比較
小屋組には大きく分けて2つの考え方による構法がある。
(1)梁等への曲げモーメントで受持つ方法。
(2)トラスで受持つ方法。
A/Bともに(1)(2)による構法選択可能。
Cは(1)のみ。
但しCは合掌造りもあり。
在来工法は意外と新しいものだったようで、びっくりしました。
テキストや参考書では個別に解説されていて比較表などはが見つからず、けっこう面倒臭い思いをしました。
参考書
「日本建築構造基準変遷史」大橋雄二 日本建築センター
「建築法規の変遷とその背景」大河原春雄 鹿島出版会
「日本建築様式史」太田博太郎 美術出版社
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