今日はテーマの持ち寄りと言うような内容。
卒業研究と言うのは他の課目と大きく違うのは、他の課目のように「何かを知った」とか「何かを身につけた」と言う事を評価してもらうのではなくて、建築の世界全体に対して「ここはおかしいだろう」「ここはもっとこうすべきだろう」と言う事だと思う。だから建築の中に「開かれた言語」を用いて自分の問題意識と解答案を提示しなければならない。大げさに言えば安藤忠雄、磯崎新、伊東豊雄など多くの建築家を含めた先輩達の議論に参戦する事だろう。
噛み砕いて言うと、巨匠達が気付いていなかった問題を「これは問題だろう」と言ってやるとか、未解決の問題に「これが答だ」と突きつけてやるようなもの。だから問題意識が重要で、それがすなわち卒研のテーマになり、これに対して異端と思われるほど独自の解答を用意しなければならない。過去の巨匠達の著書を読むと、皆そうしてきているようだ。
自分のテーマは今のところ、先日書いた「再開発をぶっとばせ!」のままである。
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