PCのグラフィックチップ用ドライバについて、「Autodesk認定ドライバ」にすべきか「最新ドライバ」にすべきか分からなかったので、試してみた。
現在入っている「最新ドライバ」を「Autodesk認定ドライバ」に換えてみたが、結局のところ変わり無いようだったので再度「最新ドライバ」に戻した。
AutoCAD認定ドライバのダウンロードはAutodesk社のサイトからできる。
Graphics Hardware List -AutoCAD Services & Support
ATIのグラフィックチップを使っている場合で最新ドライバが欲しい時はこちら。 (ATI以外の場合は検索して探す。) 但しメーカー製PCではPCメーカーのサイトにドライバがある可能性も有り。
Drivers & Software -ATI
これで自分のPCのグラフィックチップ用ドライバを検索すると、そのチップによってはAutoCAD用のスペシャルなドライバ"Maximun Driver"が見つかる場合もあるようだ。このThinkPadはビデオメモリを増量したカスタムチップだったのでそれが無かった。Maximumドライバは凄いのだろうか?
AutoCADを立ち上げて、「形式」->「オプション」->新しい窓が開く
「システム」->「パフォーマンスの設定」->また新しい窓
「調整ログを表示」をクリックすると使っているグラフィックチップが認定品であるか、そうで無いかが書かれたテキストが表示されるが、買ったばかりのAutoCADにも関わらず、これが最新の情報でない。そこで、AutoCADに含まれるグラフィックチップ情報を更新する必要がある。
下のリンクをクリックしてzipファイルをダウンロードする。
current version of database
zipファイルを解凍すると "AdskHwCertificationDatabase.xml"と言うファイルが出てくる。
これをWindowsのProgram Files内にあるAutoCADのフォルダの中の DRV フォルダ(Drvフォルダ)の中にコピーしておく (同じ名前のファイルがあるので上書きする。) と本当に認定されたグラフィックチップであるかどうかがわかる。(上記「調整ログを表示」する。)
これでも認定されていなかったら諦めてそのまま使う。(デスクトップPCなら部品を換えられる。)
このPCの結果はこれ。
全部の機能が使えるわけではないらしい。
パフォーマンス調整の結果ログ
バージョン: 17.2.0.2
最終調整日: 2008/05/01
コンピュータの環境設定
-----------
プロセッサ速度 : 2.3 GHz
RAM : 2046 MB
3D デバイス
-------
名前 : ATI MOBILITY FireGL V5250
製造元 : ATI
チップ セット : MOBILITY FireGL V5250
メモリ : 512.0 MB
ドライバ : 6.14.0010.6652
お使いのコンピュータには、認定された 3D デバイスおよびそのドライバが含まれています。
現在のアプリケーション ドライバ: direct3d9.hdi
現在の効果の状態:
---------
ジオメトリ アクセラレーション: 使用可能、および オン
スムーズ ライン表示: 使用できません。
Gooch シェーダ: 使用可能、および ハードウェア使用
完全な影を表示: 使用可能、および オン
テクスチャ圧縮: 使用可能、および オフ
有効なアプリケーション ドライバとサポートされる効果:
---------------------------
ソフトウェア ドライバ
サポートされる効果:
ジオメトリ アクセラレーション: 使用できません。
スムーズ ライン表示: 使用できません。
Gooch シェーダ: ソフトウェア エミュレーションのみ
完全な影を表示: 使用できません。
テクスチャ圧縮: 使用できません。
OpenGL ドライバ: 認定
サポートされる効果:
ジオメトリ アクセラレーション: 使用可能
スムーズ ライン表示: 使用できません。
Gooch シェーダ: 使用可能
完全な影を表示: 使用可能
テクスチャ圧縮: 使用可能
Direct3D ドライバ: 認定
サポートされる効果:
ジオメトリ アクセラレーション: 使用可能
スムーズ ライン表示: 使用できません。
Gooch シェーダ: 使用可能
完全な影を表示: 使用可能
テクスチャ圧縮: 使用可能
0 件のコメント:
コメントを投稿