今日は課題についての説明があった後、エスキスとゾーニングの発表。
課題は何やら建築士試験の製図課題のように出されているらしい。
敷地周辺地図や敷地図と与件が表になって与えられるが、いつものようにそれをまともに細かく検討し始めたらそれだけでいっぱいいっぱいになってしまいそうだ。よって、いつものようにだいたいの必要面積をインプットしておいて後は忘れよう。
それより、全体の価値になる機能を考えることにしたい。やっぱりいつものように、たくさんの複雑なプログラムは拒絶。たった1個の機能をたった1個の空間に与える作業だけに集中するつもり。
今日、みんなと話していて1日前に考えていたこととはずいぶんと変わってしまった。図書館に関する課題だったので「図書館とは何か」をまず考えていたが、今日、課題の条件をもらって考え直した。
「こんな図書館なんて、独立したまともな図書館にはなり得ないだろう!」と。
でも、役所からこの案件をもらって建てることになったらそこにはきっと「図書館」の文字が絶対に入っているはずだ。なぜなら、役所は何らかの公共施設を建てなくてはならないように予算編成していたり、何らかの条例によってそれをこの場に作ることを決めているだろうからだ。
つまり「図書館」を含む公共施設を作るという名目があるからそこに「図書館」なのであって、真面目に公共サービスの中でそれが必要と議論して決まったものではないだろう。図書館のような休憩室と考えても良いようなものじゃないだろうか。
(もちろん休憩室は作らないつもりだが。)
(注:資料を自主的に収集したりする本来の意味での図書館とはなり得ないだろう。多分、貸し出し専門。)
何てヒネた捕らえ方だ!
でも仕方ない。この規模で4万冊の図書館で、利用者の年代幅も利用層幅も広いのだから勉強するために利用できるほどちゃんとした図書館なんてできるわけが無いのだから。
参考資料
「神奈川県立川崎図書館」のデータ
○敷地面積1,252.9 ㎡(川崎市所有地を無償借用) ○延床面積3,550.38 ㎡(県所有)、鉄骨鉄筋コンクリート造(地上4F 地下1F 建)
○(1F)閲覧室(30 席)やさしい科学・かながわの科学情報・特許情報検索・規格(JIS・外国)・外国科学文献・IT の各コーナー、書庫
(2F)ホール(60 席) 整理室、事務室、書庫
(3F)閲覧室(96 席) 図書資料・クラスタ・雑誌・情報検索の各コ-ナー、書庫
(4F)社史閲覧室(4席) 書庫 (地下)機械室
○蔵書数23万冊
「川崎市立川崎図書館」(JR川崎駅前)
○蔵書数17万冊
○床面積 約600㎡(正確ではない。)
※80%以上が開架書庫で席数は通常机にして40席分程度。
と言うことで、真面目に図書館らしい図書館をつくるのは止めて、もっと他のことに集中すべきだと思った。
今日はこのあたりで終わり。
参考資料
本埜ファミリア館
move会報誌(取材記事)
千葉ニュータウン・ルナ滝野(map)
千葉県印旛郡本埜村 人口8887人 世帯数2751 (H19)
村長によればここは使い勝手が悪いので隣に別館を建てたいとのこと。
中富南コミュニティセンター
ひかり児童館(上記併設)
横浜市篠原地域ケアプラザ
横浜市篠原地域ケアプラザ(横浜市健康福祉局)
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