アントニン・レーモンド、何の予備知識もなし見た。
旅行などで外国に行くと、ずっと長くそこにいる人間よりよくその国が見えると言うことはあるものだ。アントニン&ノエミ・レーモンドも日本に対してそうであったようだ。我々日本人が日本的と思って見る日本風デザイン、実は外国人が発見した日本を見ているのかもしれない、この展示を見るとそう思えてくる。
特にノエミ・レーモンドのデザインを見ると、彼らが日本を見てショックを受ける部分と西洋のデザイン手法がミックスされて、無理も不自然も無い一つのものになっているのが不思議である。浮世絵に影響を受けたとされる印象派よりもさらに自然にブレンドされている。
建築の事も書いておくべきなのだけれども、どうも変な方に関心を持って見てしまった。
神奈川県立近代美術館
アントニン&ノエミ・レーモンド展
学生証提示で850円
JR鎌倉駅から徒歩10分程度
今週末10月21日で終了
4 件のコメント:
先日韓国に行ってきて、その建物から受ける印象にびっくりしました。建物のバランス感覚が違うのですね…。地震がない国は違うなぁと感じました。
こちらに書かれているテーマとは違うかもしれませんが、不思議な感覚の記憶までに…。
そうなんですか、できたら写真付きで見せていただけるとありがたいです。黄金率とかって国や民族によって本当は感じ方が違うんでしょうか。
普遍の美は幻想でしょうか?
気になってきました。
今、ちょっとだけ写真を拙ブログのほうにアップしました。視察のメインがそういうものでなかったため、なかなか写真を撮れなくて、よい例を示すことができなくて、申し訳ないです。
黄金率とも違う気がして、違和感がとてもありました。
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