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2009~2013年:建築物と建築についての雑記です。
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2007/10/03
瀬戸屋敷-18世紀の伝統構法
神奈川県の開成町(かいせいまち)に保存されている「瀬戸屋敷」と言う建物を見てきました。
18世紀に建てられた規模の大きな伝統構法の家屋で6年前まで人が住んでいました。現在は改修保存されていますが、釜戸も土蔵(これは明治20年のものらしい)も住んでいた時点の状態です。縁側部分にガラス戸が付けられている以外は構造は江戸時代のままと思われます。
神奈川県西部のこの地域は関東大震災で湖ができるほどの活断層があるが、少なくともその手の大地震であきらめられるだけの大きな被害は受けなかったのであろう。太い柱は礎石上に置かれているため、屋敷のどこも土地には固定されいてない事が幸いしたのだろうか。屋根は茅葺である。天井板無しで小屋組は全て見える。建築構造学の教科書にある構造そのままの家屋である。
木造在来構法の家屋は筋違があり土台に固定されているが、これは太い木材が使えなかったり、土地が狭くて2階や3階建てにする必要がある場合の構造なのだろうか。もしこの瀬戸屋敷のように土地が充分に広く地盤が安定で太い柱を使えたならば伝統構法で良いと言うことは無いのだろうか。
「伝統構法で良い」ではなくて「伝統構法の方が良い」とする説もWeb上にはあるようである。
一見の価値ありです。
あしがり郷瀬戸屋敷 見学料は無料
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3 件のコメント:
在来工法を伝統工法の進化版と考えるか?
全く別な工法と考えるのか?
伝統工法の様なラーメン構造は、
現代の日本建築界には、構造過剰ということなんででしょうか?
布基礎より束柱の方が風通しが良くて風土に合っている気がしますが・・・
終末のスクーリングでこの事も勉強できるかもしれませんね。
終末->週末の間違いでした。
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