「建築の世界」と言う壮大な名前のスクーリング1日目が終了。
このスクーリングは3日間とも先生が違うのだそうだ。
今日は一番若手のI先生。
午前中は近代と現代の建築史の講義、午後はそれを実際に見に行くと言うもの。
建築史はその名の通りの科目が別にあるが、近代から現代に絞った、しかも日本のみについてであれば書籍にもあまり無い内容で勉強になった。
ところで、最後に800字程度のレポートを書いて提出したが、その内容はだいたいこんなもの。
建築を体験するには、ほとんどの場合外からになる。遠くから全体を眺め、徐々に近づくと正面玄関がクローズアップされその他の部分は視野の外に出て行く。ステップを登るとそこから内部が始まるのだなと感じ、さらに内部のに入りその暖かい空気を吸うことで完全に中を感じることになる。
我々日本人の初めての西洋の文化や建築の体験もそれと同じようであったのであろう。擬洋風の時代の建築ではまず西洋を外から眺めてのものであり、外の建築となっている。その後の前川國男の時代まで下るとその中身の建築になっていき、前川建築の前半と後半においてもさらに中の建築になっていく。
........なんとかかんとか......
見直さずに出してしまったが、うまく書けていたかどうか?
1 件のコメント:
楽しそうなスクーリングですね。I先生の近代と現代の建築史の講義についてもう少し詳しくお聞きしたいです。
21世紀に入り建築はどうなっていくんでしょう。そんなお話もありましたか?
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