2008/08/03

石山修武「建築がみる夢」


世田谷美術館で石山修武の「建築がみる夢」を見てきた。

石山氏の建築に比べたら、通常の建築は「物」とか「入れ物」なのだと思う。石山氏の建築は「事」だ。
 
石山氏のは建築より「踊り」と言う分野のものに近いかもしれない。

上空を見上げると「夢」のようなものが浮かんでいる。だが、下を見るとちゃんと足が付いていて地面を歩いている。上空で夢を描きながら、どうにかして建築の足で支えようと考えているのが石山建築ではないだろうか。

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