2008/12/14

卒研発表会終了



卒研発表会の2日目、お昼に近い午前にプレゼンをした。

プレゼンの内容は昨日にやった人のを見て、それに対する先生の意見を聞いて急遽変更。せっかく渡してあってプロジェクタ用資料をボツにして今朝作り直した紙だけを使用した。だから最初の部分が少し長くなり最後までは言い終わらないだろうと予想していたが、その通りになった。まあ、それはそれでOK。見ていただきたいポイントだけが最初に強調できたから。そして幸運にも講評での先生からの質問でもう一つのポイントも説明できてしまった。その上、今朝の資料にちょっと書き込んで見せただけで言葉では言わなかった部分にもちゃんと気付いてくれる先生もいた。何てラッキーなんだ。



その後、やはり先生たちの間で評価は分かれたと聞いた。(しかしプレゼンで協力に推してくれる先生もいらして、これは評価どうのと言う以前にたいへん有り難いことだ。)

だが、作品が良いか悪いかなどは最初からどうでも良いことで、本当にすべきことはプロの建築家たちの議論の対象になる事だ。

これまでやってきた事は全部そのためだったと思う。
「共通言語」を用い、開かれた方向へ向かって、「違う意見」を言う。
ただそれだけ。

もし作品が「良い」評価を受けるなら、彼らと意見や視点の相違はほとんど無いと言うわけで、自分がわざわざそんな物を作る必要なんて無い。それは練習の時にやる事。それに、自分よりもっと上手くやる人は世の中にたくさんいるだろうから。

パネルと模型の写真が提出直前に出来上がったのでここに載せなかったので、明日にでもまた撮影して載せようと思っている。



追加
パネル写真をアップ。

パネルはA1で作成したものを印刷した後、カッターで切れ目を入れたところに新聞紙を挟んで糊付けした。
使用したのはInkscape。フリーで使わせてもらえるソフトなのに優秀だし、使い方はとても簡単で本当にありがたい。これを作ってくれている世界中の人たちに感謝。

タイトルフォントはfub工房さんの切絵字を使用させていただいた。ありがとうございます。
fub工房|フォント 切絵字
また、プレゼン資料にも全面的にこのフォントを使用。

パネルのフォントの大きさは25ポイントと32ポイント。(構造説明図を除く)これ以上小さいと誰も読まないだろう。

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