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コンテンツ概要
2009~2013年:建築物と建築についての雑記です。
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2010/08/08
Masjid Jamek-あまり意味は無いのか?
KLの有名なモスク、Masjid Jamek(マスジッド・ジャメ)の駅の駅舎の屋根である。
内部はガランドウで特にこの形である意味は無さそうだ。以前に設計2の課題を出した時に「ボリュームをランダムに並べたのか?」と疑われたことがあった。あの時はランダムではなく何度もスタディして窓や外部からの見え方が最適になるように調整したつもりだったが、この駅舎はどうだろう?
この駅舎の形を外部から見るには周囲の高いビルの中からしか見えないだろうけれども、駅舎自体が高いビルの谷間に埋もれた状態になっているのであまり良く見えるとは思えない。この写真の角度だって普通の人が歩いていて見るものではないのだ。この屋根の形にどんな意味があったのか量りかねる。
柱の位置を見ると、柱どうしが近くなったり遠くなったりしていて複雑なように見えるが、これも屋根の形を先に決めたがために庇を支える柱が余計に必要になったのかと思われる。駅舎の床はかなり高いところにあって、これは真下にある川やホームやその他の整合性をとるためにこうなっているのだろう。道路側からのアクセスは細い階段を使わねばならず便利ではない。
建物単体についてだけ考えてデザインすると言うのはこう言うことなのかと思う。
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