2010/08/01

これも看板建築か


クアラルンプールのマスジッド・インディアは布屋さんの秋葉原のような所。その中ににあるこの2軒は強烈だ。ビルの下から上まで全てをショーケースにしてしまっている。展示物の詳細が見えるわけではないが何と直接的なのだろう。

こうしたビルは人が通路を歩く地上階にショーウィンドウを設けて人目を引く。その展示によりお客が入るかどうかが決まるのだけれども、このマスジッド・インディアのように布屋と雑居ビルが多く交じり合っている場所では中身がデパートのように高層階までショッピングエリアなのかそれとも外から見える部分だけなのかは全くわからない。地上階だけかと思って入ってみると奥にエスカレータがあってずいぶん上階まで連れて行かれることもあり、逆に大きな間口の店だから大きなショッピングセンターだと思って入ると見える部分しか無かったりもする。

ありそうで無いこの方法なら、特に何も工夫しなくとも上まで店舗が広がっている大きな布屋だと簡単にわかる。面白いじゃないか。

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