クアラルンプールから電車に乗って1時間半、ヌグリ・スンビラン州の州都スレンバンの街を見てきた。街はそれほど大きくはないし現在ではマレーシアの中で特徴ある街であるとも言えない。ただ、無料で見られる博物館には100年ほど前の高床式の王宮と家が展示されているので興味がある人には良いと思う。ヌグリ・スンビランの特徴ある成り立ちなどは他のサイトでもガイドブックでも読めるし、自分もそれほど詳しくはないのでそれは割愛させていただく。まずは写真をクリックして見ていただきたい。
写真では家の構造や構成を紹介しているが、家としてあるべき物が欠落しているのに気付く。台所、トイレ、風呂、玄関、収納などが何も無い。水や火は外部で扱い、トイレと風呂は川その他か別棟に作られるだろう。玄関はもちろん日本だけのものだから無い。形としては日本の古代の寝殿造りに似ていなくもない。棟持ち柱が地面から生えてはいないにしても。
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