17時頃に先生から電話をいただいたので、田町の建築会館に模型を搬入してきた。学内の卒研展のことが既に頭の中に何も残っていなかったのでびっくり。そうか、まだそちらも終わっていなかったのだ。東京での懇親会もあるのだからそれはそうなのだが。
模型を置くついでにJIA東海に提出したパネルの写真もプリントして置いてきた。せんだい向けのパネルまでは時間が無くてプリントできなかったが、同じようなものだからJIA向けだけで良いだろう。パネルの実物はダンボールが貼ってあって立体だが、今回置いてきたのは写真だから平面だ。それに写真を引き伸ばしているから画像も良くはない。それにA1より少し小さめ。仕方ない。
ところで、模型を置いた台の向うの壁には1月に大学に提出した2枚のパネルがアルミのフレームに入れられた状態で吊るされていた。もう何年も以前のパネルのようで何だか気恥ずかしい感じがした。あれからまだ2ヶ月しか経過していないのに、今だったらこうはできないなあと思った。小学校の入学式の朝に真新しいランドセルを背負った撮ったセピア色の写真を見せられたような、あの感覚に近い。
せんだいに出されていた物もいくつか置かれていたが、せんだいではパネルが1枚のみであったことでどうしてもインパクト重視だったのだなあと改めて思った。こうして当初の通りに2~3枚のパネルが揃うと、ああなるほどそうだったのか、とわかるようなところもあるけれど、逆に説明ばかりでその作品の中に入るとどう感じるのかと言ったエモーショナルな部分が不足するものもあるようだった。勉強になるなあ。
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