新ブログ「もんく+a : reloaded」へ移行し、建築仲間Team OBASUの活動記録を投稿します。
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コンテンツ概要
2009~2013年:建築物と建築についての雑記です。
2007~2009年:大学の課題に関するノートです。
2007/12/14
互換CAD その続き
progeCADと言うのを見つけた。少し前に記事に書いたintelliCADの仲間である。
写真左側のWindowで開いているのは"AutoCAD2007体験版"、右側が"progeCAD 2008 Smart!"。両者ともAutoCAD LT 2007体験版で作成したDWGファイルを開いてみた。(両者ともデフォルト設定のまま。)
日本語フォントがprogeCADで少し太く見える意外は色も全て同じように見える。モデル空間ばかりでなくペーパー空間の表示も継承されている。コマンドアイコンはデフォルト設定の違いで表示されている数がprogeCADの方が少し少なめになっている。アイコンの形は少し変えられ、著作権に抵触しない配慮がなされてはいるが一目でそれとわかるものになっているようだ。
適当にキーボードから2Dの作成コマンドを(アイコンからではない)幾つか入力してみたが、progeCADの挙動はAutoCADのそれと何も変らなかった。progeCADの画面だけ見ていたらAutoCADと勘違いしてしまいそうだ。
未だ詳細にチェックしたわけではないので全くこれで良いかどうかは分からないことに注意。
入手方法
入手元はProgeSOFT社。
このサイトのLanguageからEnglishを選び、次に出てきた画面左端の Site Areas の下の Smart! をクリックして出てきたページから個人使用に限り無料でダウンロードして使用できる。
登録
但し、インストールして起動する時にユーザー登録が必要。登録時に氏名と住所とメールアドレスを聞かれる。メールアドレスに対してシリアル番号とオーソライゼーションコードを送ってくるのでそれを登録すれば使える。
制限
1.付属する建築その他用のブロックのライブラリの中から各15個(最初に使用したもの)しか使用できない。しかしこう言ったものはメーカーが用意してくれているものを使うか、自分で作れば良いので問題ない事かも知れない。
2.AutoCADで作図した図面にAutoCAD専用フォントが使用されていた場合、文字化けが発生することがあるらしい。(これは他のintelliCADでも発生すると聞いている。)もしAutoCADを持っている(ライセンスを持っている)ならば、そのフォントのパスを指定すれば良いとの事。ライセンスが無い場合は変換テーブルを自分で書いて似たフォントを使用すれば良いとのこと。
3.メニューなどが日本語で無いこと。
追加
上記「制限」のうちの文字化けの問題はAutoCADのフォントが無いことによるが、Autodesk社のサイトから無料でダウンロードして使用可能な「DWG TrueView™」の中にもAutoCADシリーズと同等のフォントが含まれるのでこれを使用できると考えられる。
使用方法は「DWG TrueView™」をインストール(登録だけは必要)して、インストールしたフォルダにあるFontsフォルダをprogeCADのフォントに指定する。Tools->Options->Paths/Files(タブ)->Fontsの項目で指定。
注意:DWG TrueView™のFontsフォルダとその中身をコピーして使用するとライセンス違反となる可能性がある。使用にあたってはDWG TrueView™及びprogeCADともに自己責任で。
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