8月1日からラマダンが始まるとマレーシアはその後に続くハリラヤへ向かって一直線のようだ。
近年は商工業の発展にともない故郷の家族と離れて都市部で進学したり就職している人が多いらしい。そのためハリラヤ休暇には故郷で家族や友人と会って話をするのが一般的な過ごし方となっている。さて、その故郷の家のイメージはどのようなものだろうか。
上は大都会KLの中心、KLCCに展示された田舎の家の模型。外向きに作られた露台とその奥の住居部分の関係が以前にアローガジャで見た家と同じになっているようだ。またシャレた窓の造りも特徴だろう。ジャワの住居もこのような窓になっていた事を思い出す。
こちらはタイムズ・スクエアにあるカメラのニコン・センターに置かれていたジオラマ。この周囲をサンプルのカメラがぐるりと取り囲んでいて試しに撮影できるようになっている。これは多少時代がかっているけれどもマレーの原風景のようなものかと思われる。
これは新聞広告の絵。住居の周囲に屋根だけの建物がいくつもある。
これはミツビシ・パジェロの広告。屋根の端がちょっと吊り上っていてミナン風を意識している絵なのかもしれない。
こうして見ると、自分たちが住む家は都会的なコンクリートの家を選ぶけれども故郷はいつまでも懐かしいままでいて欲しいと感じているのかと想像する。もちろんこれは日本人でも同じなのだろう。
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