新ブログ「もんく+a : reloaded」へ移行し、建築仲間Team OBASUの活動記録を投稿します。
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(2021年~)
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コンテンツ概要
2009~2013年:建築物と建築についての雑記です。
2007~2009年:大学の課題に関するノートです。
2010/07/18
人工の谷
マレーシアの1 Utamaと言うショッピングセンターの中にある人工の谷間。
特にすごい事をしているわけではないが、しかしアイデアは誰にもあるにしても、その誰もが本当にやってみる事ではないと思うので写真だけ掲載しておくことにした。
左右にはCADで描きました、と言うような目新しくもない曲線の曲がりくねった通路など。中央奥には人工の岸壁に滝。滝から流れた水は正面の床で川となり右側のもうひとつの小さな滝に流れる。水はさらに地下の駐車場の池にまで達する。
レゴ
マレーシアのスバンジャヤのタイパンにある大手不動産会社が持つオフィスビル。巨大なレゴで組み立てられたようだけれども、中身は普通の鉄筋コンクリート。ギリシャやローマの古い建物をレゴでデフォルメしたように見えなくもない。
アメリカ人だって自分たちの歴史とまったく関係のないローマ風の建物を政府機関や大学や図書館などのために造る。結局造ると言う行為ってのはまったく無からポンっとできる事はほとんど無いわけで、誰かがどこかでやった何かを参照したり真似したりしなければならない。このビルだって外観だけだけれども立派に見せようと考えてこう言う形になったのだろう。
別の方面から考えれば、これをデザインした人はそのあたりを効率よく勉強したと言うことでもある。この地方の限られた人しか見ないこのビルであってもどこかで見た立派さの手法と近代の方法論とをミックスして施主がなるほどと思える程度にプレゼンテーションができたと言うわけだ。あまりたいした事でもないのだけれど、そうした事を厚顔無恥にできるかと言うと逆に誰にでもできる事ではないなあとも思える。そうした厚かましさもプロには必要なのだろう。
素人にはもっと必要かも知れないが。
最近あまり書いてなかったのでつまらない建物だけれども載せてみた。
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